マニュアル翻訳虎の巻
08.05

pdfの「重さ」

サイト上にアップするpdfの「重さ」に苦労する話を耳にします。

高速な回線も普及し、PCの性能も格段に向上しているのに・・・です。
スマートフォンやタブレットで見る人が増えていることもあると思います。

根本的な解決にはなりませんが、制作者として可能であれば、制作時に「軽さ」に気を配りたいものです。

私が気を付けている点を(主にリンク物について)いくつか紹介します。

 

モノクロの印刷物では、イラストや画像に配慮しましょう。

Distillerはリンク画像を埋め込むときに圧縮しますが
イラレのオブジェクトは圧縮しない(できない?)と思われます。
試しに出力機に変換させたpdfをイラレで開いてみても、描いた曲線には変化がありませんでした。(1本のパスではなく、「パスのアウトライン」がされた状態)

ということは画像を使っていなければどこまで圧縮しても、出力先が画面であれ紙であれ、結果は変わらないという事になります。Watch movie online The Transporter Refueled (2015)

取説の中で、製品の外形図が画像になっているのであれば、イラレのオブジェクトにしてあげるだけで(←言葉では簡単ですが)軽くなります。

 

CADから新規にイラストを作る時は、dxfに書き出してイラレで開き、トレースするのが一番です。
dxfを開いた物をそのまま使わないのは、線がつながっていなくてアンカーポイントがその分多いからです。

 

イラレ上で唯一、気を付けるのが「点」の少なさです。
同じ曲線が続いている場所は「ブレンド」を使ってまで点の数を減らします。

 

画像を使いたくないのでイラレ上でも「透明」は使いません。そのドキュメント中のイラストを「線画」に統一出来るのであれば、グラデーションも避けます。
何気ないドロップシャドウでもpdfに書き出した時、埋め込み画像にされてしまいます。

 

pdf上にフォントを埋め込ませるのも、重くなる要因です。
カラーのカタログやリーフレットの場合は画像が主役となるため、出来る事が限られてしまいます。
リンク画像をフォトショップの「WEB用書き出し」を使用して作ったjpg(=RGB化)(=統合済の画像)に変えてから、リンクし直してpdfを書き出してあげるとある程度までは軽くなります。
ドキュメント本体もRGBにしてあげると、少し効果があります。

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・画像>イラストレータオブジェクト
・CMYK>RGB
・文字アウトライン>フォント生(埋め込み)>フォント埋め込まない

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まとめると、上記のようになります。
リンク物を作る時に、一瞬、考えましょう。