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マニュアル・取扱説明書作成時のライティングについて (2)

  • マニュアル制作(ライティング)
  • 2014.2.12

マニュアル・取扱説明書作成時のライティング(執筆)について、ヒントになる事をランダムに挙げていってみたいと思います。

<操作の取消方法を明示しよう>
ユーザーが取扱説明書を参照しながら慣れない製品を操作している時に、不安に陥る原因のひとつに「間違った操作をしてしまったらどうしよう」と思う気持ちがあります。
ユーザーは、必ずしもマニュアル・取扱説明書で述べているように正しく操作してくれるとは限りません。
間違った操作をしてしまった場合に製品がどう動作するのか、どんな画面が表示されるのか、どんなエラーメッセージが出るのか、など、想定できる範囲内で間違った操作の取消方法を説明し、どの段階まで戻れるのか明示するように心がけましょう。
このような説明があり、そういった経験をすると、ユーザー(読者)は、「間違っても元に戻れるのだ」という安心感を得ることができ、より積極的に製品の操作を行えるようになります。