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マニュアル・取扱説明書の翻訳について (1)

  • 翻訳
  • 2014.2.25

マニュアル・取扱説明書制作時の翻訳について、気を付けなければならない点などを述べていきたいと思います。

「ネイティブ翻訳者による翻訳」と「ネイティブチェック済み」の違いについて

日本語から英語に翻訳する場合、おそらく大半の日本の翻訳会社では、
  ・まず日本人翻訳者が英訳し、
  ・それをネイティブがチェックした上で、
「ネイティブチェック済みです」というかたちで納品されるケースがほとんどだと思います。

この手法では、「ネイティブチェック済み」と言っても、ネイティブのチェッカーは、日本人翻訳者が翻訳した英文をチェックするのであり、元の日本語原稿の内容を掌握している訳ではないので、最初に日本人翻訳者が日本語原稿を英訳した際に、万が一、大きな間違いを犯してしまった場合にも、ネイティブはその間違いに気付く事が出来ない可能性もあります。

弊社では、この問題を回避する為に、日本在住歴の長い、あるいは、長期間の日本在住から母国へ帰国した、日本語の堪能な、高度な日本語理解力を持つ、欧米人ネイティブ翻訳者が、日本語から英語へ直接翻訳いたします。その翻訳の品質、スピード、コストの差は明確です。

翻訳会社へ翻訳(特に英訳)をご依頼される場合には、「ネイティブ翻訳者が翻訳」するのか、「ネイティブチェック済みで納品」されるのか、その差をよく確認してみてください。